ウェストハムがジローナのスペイン代表MF獲得に名乗り!? レヴァークーゼンと口頭合意報道も

ウェストハムがジローナに所属するスペイン代表MFアレイクス・ガルシアの獲得を画策しているようだ。4日、イギリスメディア『ガーディアン』が伝えている。

現在26歳のガルシアはビジャレアルでキャリアをスタートさせると、2015年にマンチェスター・シティに移籍。2017年にジローナにレンタルで加入するも、その後もルーマニア、ベルギー、スペインのクラブを転々とした。そして、2021年に当時2部に所属していたジローナに完全移籍で復帰すると、初年度から主力として活躍し1部復帰に貢献。今季は公式戦40試合に出場して3ゴール6アシストを記録するなど、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を果たしたジローナの躍進を支えた。

ガルシアに対しては、今季の“ドイツ王者”レヴァークーゼンが獲得に迫っており、口頭合意に至ったと報じられていた。しかし『ガーディアン』によると、ここに来てウェストハムがガルシア獲得に名乗りを挙げてきたという。

ウェストハムを率いるスペイン人のフレン・ロペテギ新監督は、従来のカウンター主体から、ボールを握るポゼッション型への転換を画策しており、中盤の補強を最優先事項としている模様。そして、その計画の目玉補強として両足から繰り出す正確なパスでジローナ躍進を牽引したガルシアに強い関心を示しているようだ。報道によれば、ウェストハムはジローナに対し1400万ポンド(約27億900万円)のオファーを準備しているという。

しかし、レヴァークーゼン、ジローナ共に来季のCL出場権を獲得している一方で、ウェストハムが来季ヨーロッパの大会に出場しないことが懸念材料だと『ガーディアン』は指摘している。

果たして、今季のラ・リーガを代表するMFのアレイクス・ガルシアは、5年ぶりにプレミアリーグの舞台で戦うことになるのだろうか、その去就に注目が集まっている。

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