中国若手スター勢力図に変化、シャオ・ジャンとチョン・イーのツートップにネットは?

大ヒットドラマ「蓮花楼」での好演で注目度と影響力が急拡大している俳優チョン・イー(成毅)が、中国トップスター勢力図に変化をもたらしているとネットでささやかれている。

これまで人気を独占してきた若手スターは、2019年に配信された「陳情令」で一躍スターダムにのし上がったシャオ・ジャン(肖戦)。いまだ衰えることを知らない人気ぶりで、スター勢力図の最上位に君臨している。最近はドラマ「蔵海伝」やツイ・ハーク(徐克)監督とタッグを組む映画「射鵰英雄伝:侠之大者」が大きな話題を呼んでいた。

その「商業価値」においてもかなう人物はいないとみられ、昨年末時点で広告に起用されたブランドは計34社に。また、直近の半年間、中国SNS・微博(ウェイボー)の個人アカウントから行ったブランドのPR投稿に付いた「いいね!」が700万を超えたのは11社で、1500万超えが3社、2000万超えが1社となっている。

そして、シャオ・ジャンを急速に追い上げてきたのがチョン・イーだ。昨年の「蓮花楼」がいまだに根強い人気を誇っているほか、主演を務める「狐妖小紅娘・王権篇」は先月クランクアップするまで撮影現場での一挙一動が注目の的となってきた。また「赴山海」「長安二十四計」への出演も次々と決まり、武侠ドラマの大黒柱のような存在として絶大な注目と期待が寄せられている。

チョン・イー

今年に入ってからは広告塔のオファーも相次ぎ、現在アンバサダーに就任したブランドは約19社。直近の半年間、微博の個人アカウントから行ったブランドのPR投稿の「いいね!」が1500万を超えたのは4社で、2000万超えは驚異的な6社に上っている。話題作だけでなく、商業価値においても正真正銘のトップスターであることが確定されたようだ。

勢力図でシャオ・ジャンとチョン・イーのツートップの次に並べられたのは、ドン・ウェイ(鄧為)、タン・ジェンツー(檀健次)、ワン・イーボー(王一博)、ワン・ホーディー(王鶴棣)、リウ・ユーニン(劉宇寧)、ウェイ・ダーシュン(魏大勛)と、最近注目度の高い顔触れだ。

しかし、この結果に対し、各ファンサイドからは疑問や反発、納得などの意見が上がり、SNSで火花が散っているようだ。(編集/RR)

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