松岡充 SOPHIA結成30周年イヤーに舞台主演「俳優魂がうずいた」

「Change the World」に主演する松岡充

ロックバンド「SOPHIA」のボーカルで俳優の松岡充(52)が7日、都内で行われた「『Change the World』公開ゲネプロ及び取材会」に剛力彩芽(31)らとともに出席した。

「Change the World」は、「サイレント・トーキョー」のタイトルで映画化もされ話題となった秦建日子(56)の小説「And so this is Xmas」の続編。とある大事件から二年後の東京で、すでに二年前の大惨事を忘れたかのような日々を送る人々と、それに怒りをもおぼえる二年前の事件の担当刑事たちが、新たな事件に巻き込まれる様を描く。

主演を務める松岡は「今年SOPHIAが結成30周年なのでそちらに集中しようと思っていた」とポツリ。「すべて秦さんの作品が悪い。小説を読んで『ああやってみたい』と俳優魂がうずいてやらせてもらうことになりました」と経緯を明かした。

稽古期間は一か月みっちり。「正直長いなと思った」と笑顔で本音を漏らしながらも「単なるエンターテインメント、舞台作品ではなくこの時代を生きるメッセージがあると思ってる」と舞台の魅力について語った。

舞台は8日が初日となる。松岡は「僕の20年の俳優人生でこれほどまでに一瞬一瞬を燃え尽きるように過ごせる作品はなかったんじゃないか。明日走れればいいや、明後日はごめんなさいという、そんな気持ちでやりたいと思います」と力強く意気込みを語っていた。

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