開催国ドイツ、予定と異なりGKニューベルが落選…引退のクロースらは残る【ユーロ2024】

[写真:Getty Images]

ドイツサッカー連盟(DFB)は7日、ユーロ2024に臨むドイツ代表メンバー2&名を発表した。

ユリアン・ナーゲルスマン監督が率いるドイツ代表。今回のユーロは開催国として戦うこととなる。

2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)で優勝も、2018年のロシア大会、2022年のカタール大会ではグループステージ敗退という屈辱を味わうことに。さらに、ハンジ・フリック監督が9月に日本代表に敗れたことを受けて解任。ナーゲルスマン監督が就任していた。

大会を盛り上げる意図もあり、ドイツ代表はSNSやテレビ、ラジオ、インフルエンサーなどを使って小出しにメンバー発表をしていた中、27名の候補メンバー発表。登録メンバーは26名となり、GKアレクサンダー・ニューベル(シュツットガルト)が外れた。

当初はGK4人体制と考えていたとされたが、最終的にはGKを3名にすることに。ナーゲルスマン監督は、「アレクサンダーのパフォーマンスとは関係ない。彼は非常に上手くフィットしており、トレーニングでも良いパフォーマンスを見せていた」とコメント。「また、フィードバックの話し合いの中で、ドイツ代表での彼の将来についても示した」と理由を説明した。

ユーロは初戦の前までであれば、負傷者を入れ替えることが可能。大会中も、GKであれば負傷した場合に入れ替えることが可能となり、ニューベルは不測の事態が起きた時に招集されることになるようだ。

ドイツはグループAに入っており、6月14日にスコットランド代表、6月19日にハンガリー代表、6月23日にスイス代表と対戦する。今回発表されたドイツ代表メンバーは以下の通り。

◆ドイツ代表メンバー26名
GK
オリバー・バウマン(ホッフェンハイム)
マヌエル・ノイアー(バイエルン)

マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)

DF
ヴァルデマール・アントン(シュツットガルト)
ベンヤミン・ヘンリクス(RBライプツィヒ)
ジョシュア・キミッヒ(バイエルン)
ロビン・コッホ(フランクフルト)
マキシミリアン・ミッテルシュタット(シュツットガルト)
ダビド・ラウム(RBライプツィヒ)
アントニオ・リュディガー(レアル・マドリー/スペイン)
ニコ・シュロッターベック(ドルトムント)
ヨナタン・ター(レバークーゼン)

MF
ロベルト・アンドリッヒ(レバークーゼン)
クリス・ヒューリッヒ(シュツットガルト)
パスカル・グロス(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド)
イルカイ・ギュンドアン(バイエルン)
トニ・クロース(レアル・マドリー/スペイン)
ジャマル・ムシアラ(バイエルン)
アレクサンダー・パブロヴィッチ(バイエルン)
レロイ・サネ(バイエルン)
フロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン)

FW
マキシミリアン・バイアー(ホッフェンハイム)
ニクラス・フュルクルク(ドルトムント)
カイ・ハヴァーツ(アーセナル/イングランド)
トーマス・ミュラー(バイエルン)
デニス・ウンダヴ(シュツットガルト)

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