南部風鈴の音、宮古駅を涼しげに 三陸鉄道と叡山電鉄が連携

宮古駅ホームで南部風鈴を眺める三陸鉄道の社員

 三陸鉄道(宮古市、石川義晃社長)は9月末まで、叡山電鉄(京都市)などと連携し、両路線の駅に南部風鈴を飾る企画「悠久の風」を展開している。

 宮古駅の1番線ホームには40個を設置。短冊に沿線の風景や宮古弁の歓迎メッセージを添えた。気温が高まる夏を前に、利用客に涼しげな音色を届けている。

 本県と、京都市の鞍馬駅周辺が源義経ゆかりの地であることにちなみ、2013年から継続。インスタグラムを使ったフォトコンテストのほか、共通のヘッドマークを掲げた車両も運行する。同駅では風鈴を販売し、売り上げの一部を三鉄に寄付する。

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