ジャッジが山本由伸を絶賛「素晴らしかった」 二塁打放つも脱帽…感心した球種は「全部だ」

ヤンキース戦に登板したドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】

山本が7回無失点の快投…ジャッジ、スタントンらヤ軍打線を圧倒

■ドジャース 2ー1 ヤンキース(日本時間8日・ニューヨーク)

ドジャース・山本由伸投手が7日(日本時間8日)、敵地でのヤンキース戦に先発。白星は付かなかったものの、自己最多106球を投げ、7回を2安打7奪三振無失点に抑えた。対戦したアーロン・ジャッジ外野手は「ヤマモトは素晴らしかった」と絶賛した。

ジャッジと山本は初対戦。初回の第1打席では左翼線への二塁打、第2打席では遊ゴロ、第3打席では四球だった。ヤンキースはフアン・ソト外野手がスタメンから外れていたとはいえ、完璧に封じ込まれた。ジャッジは「理由があってあの契約を結んだ。抜群の変化球と制球力を持つ、素晴らしいピッチャーだ」と、12年総額3億2500万ドル(約509億円)の契約を結ぶ右腕に脱帽だった。

山本を称える言葉はまだまだ続く。「今日思い知らされたのは、打者有利のカウントになっても、打ちごろの球を投げてくれない。際どいコースに投げてきた。いつでもあのカーブ、スプリット、97、98マイルの速球を投げられる」と抜群の完成度を指摘。「私たちはタイミングを崩された。ゴロばっかりで、あまり打球を飛ばせなかった」と苦笑いだった。感心した球種を問われると、「全部だね。素晴らしいものをもっているよ」と話した。

一方の山本は「最後の打席とかは甘く入らないように意識し過ぎて四球になってしまいましたけど、ヒットも打たれましたし、いいバッターだったなと思います」と振り返り、印象については「大きかったです」と笑顔を見せていた。(Full-Count編集部)

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