「黙々と競争力を発揮している」森保Jで韓国が注目する欧州組以外の選手は?「5-0の大勝に貢献した」

北中米ワールドカップのアジア2次予選で、ミャンマー&シリアとの2連戦を戦う日本。すでに最終予選進出を決めており、この2試合はある意味、消化試合でもあるが、招集された26人のうち欧州組が20人を占めるなど、現状のベストメンバーで臨んでいる。

充実の戦力のなかで、韓国メディア『MKスポーツ』が「黙々と競争力を発揮している中東リーガーがいる」と取り上げたのが、谷口彰悟だ。記事では、「J1リーグで最高のディフェンダーだった」など谷口のこれまでのキャリアを振り返りながら、2022年のカタールW杯以後について、次のように記す。

「カタール・ワールドカップを終え、谷口は新たな挑戦に乗り出した。日本には馴染みのないカタールスターズリーグのアル・ラーヤンへの移籍だった。

谷口はスターズリーグでも安定したプレーを見せる。2022-23シーズン後半からチームに加わり、リーグ15試合で1アシストを記録。23-24シーズンはリーグ22試合で1ゴールという成績だ。

アル・ラーヤン移籍後も日本代表の主力DFとして活躍。それはアジアカップでも変わらなかった。6月6日のミャンマー戦ではフル出場。日本はこの日、ワールドカップ後、初めて3バックを試し、谷口はその一翼を担い、チームの5-0の大勝に貢献した」

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サッカー日本代表の公式アカウントによれば、谷口はミャンマー戦について、こう振り返っている。

「相手を見ながら自分たちのボールの動かし方も、4バックに似た方がいいのか、3バックのような形がいいのか、僕のポジション次第で変わるところもありました。

前半は少し(3バック右の)橋岡選手のところが重かったのですが、ハーフタイムで修正して、僕が真ん中を取って橋岡選手を上げられるようにと修正して臨めました。やりながらピッチ内で修正できたのは良かったと思います」

経験豊富な32歳DFは、新機軸を打ち出したチームにとって頼りになる存在だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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