誰でも映画を見て心をゆり動かされた経験があると思います。泣かずにはエンディングを見ることができない。そんな体験をした映画をご紹介します。サブスクでも配信しているので気になった方は是非！
1.『ビッグ・フィッシュ』（2003年）
筆者が多分、今までで一番泣いた映画です。父親のほら話に子どものころは夢中になったけど、成長するにつれ飽き飽きしていった男性が主人公。父親が語るファンタジーと、息子から見た現実がやがて交錯していく様子をティム・バートン監督が見事に描いています。
【あらすじ】
エドワードは奇妙な話ばかりするので有名でした。未来を予見する魔女のこと、一緒に旅をした巨人のこと、人を襲う森とその先にある美しい町のことなど。彼が語る「人生のストーリー」に誰もが楽しく、幸せな気分になりました。しかし、一人息子のウィルはそんな父の話が嫌いでした。長い間すれ違う父と子。そんなある日患っていたエドワードの容態が悪化。実家に戻ったウィルに、残された時間があとわずかだと告げられます。
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【スタッフ】
監督：ティム・バートン
脚色：ジョン・オーガスト
原作：ダニエル・ウォレス
製作：リチャード・D・ザナック
音楽：ダニー・エルフマン
【キャスト】
若き日のエドワード：ユアン・マクレガー（森川智之）
エドワード：アルバート・フィニー（石田太郎）
ウィル：ビリー・クラダップ（平田広明）
サンドラ：ジェシカ・ラング（唐沢 潤）
ジェニファー／魔女：ヘレナ・ボナム=カーター（佐藤しのぶ）
【主なサブスク配信サイト】（2024年6月時点）
🎥 Netflix
🎥 Amazon Prime Video
🎥 YouTube
※その他の配信サイトは ソニー・ピクチャーズ公式サイト「ビッグ・フィッシュ」紹介ページ に掲載されています。
2.『時をかける少女』（2006年）
映画館で2回見て、2回とも泣いたのを覚えています。『竜とそばかすの姫 』などで知られる細田守監督の出世作で、筒井康隆さんのSF小説を元に独自のアレンジを加えてアニメ化しました。キャラクターデザインは『 エヴァンゲリオン 』シリーズの貞本義行さんが手掛けています。
【あらすじ】
タイムリープという能力を手にした女子高校生の真琴は、「人生のかけがえのない時間」の意味を見つけ出していきます。瑞々しいひと夏を描いた青春物語。
予告編映像はこちら
【スタッフ】
監督：細田 守
原作：筒井康隆
脚本：奥寺佐渡子
キャラクターデザイン：貞本義行
作画監督：青山浩行、久保田誓、石浜真史
美術監督：山本二三
CG：ハヤシヒロミ（Spooky graphic）
色彩設計：鎌田千賀子
【キャスト】
紺野真琴（声:仲里依紗）
間宮千昭（声:石田卓也）
津田功介（声:板倉光隆）
芳山和子（声:原沙知絵）
藤谷果穂（声:谷村美月）
早川友梨（声:垣内彩未）
紺野美雪（声:関戸優）
【主なサブスク配信サイト】（2024年6月時点）
🎥 Amazon Prime Video
🎥 Hulu
🎥 Google Play
※その他の配信サイトは スタジオ地図の『時をかける少女』紹介ページ に掲載されています。
3.『シェイプ・オブ・ウォーター』（2017年）
2018年のアカデミー賞作品賞を受賞。『パンズ・ラビリンス』などのダークファンタジーを得意とするギレルモ・デル・トロ監督が手がけたこの映画は、種族の壁を越えたラブロマンスです。終盤の怒濤の展開のあとに迎える静かなラストシーンは、現実なのか夢なのか。解釈は視聴者に委ねられています。
【あらすじ】
舞台は1962年のアメリカ。政府の極秘研究所で清掃員として働くイライザはある日、施設に運び込まれた不思議な生きものを清掃の合間に盗み見てしまいます。“彼”の奇妙だが、どこか魅惑的な姿に心を奪われた彼女は、周囲の目を盗んで会いに行くようになります。次第に二人は心を通わせ始めるが、イライザは間もなく“彼”が実験の犠牲になることを知ることに。“彼”を救うため、彼女は国を相手に立ち上がります。
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【スタッフ】
監督・脚本・製作：ギレルモ・デル・トロ
脚本：ヴァネッサ・テイラー
製作：J・マイルズ・デイル,p.g.a
音楽：アレクサンドル・デスプラ
【キャスト】
サリー・ホーキンス、マイケル・シャノン、リチャード・ジェンキンス、ダグ・ジョーンズ、マイケル・スタールバーグ、オクタヴィア・スペンサー
【主なサブスク配信サイト】（2024年6月時点）
🎥 Amazon Prime Video
🎥 Disney+
🎥 TELASA
参考： 20th Century Studiosの「シェイプ・オブ・ウォーター」解説ページ
