瀬戸康史、まさかの“2枚持ち” W主演2人の涙に紳士対応…新垣結衣「スマート!」

公開記念舞台あいさつに登場した瀬戸康史(左)と新垣結衣【写真:ENCOUNT編集部】

新垣結衣「我慢できませんでした」と感涙

映画『違国日記』の公開記念舞台あいさつが8日、都内の劇場で行われ、ダブル主演を務めた新垣結衣、早瀬憩をはじめ、瀬戸康史、メガホンをとった瀬田なつき監督が参加した。

舞台あいさつ終盤、早瀬が新垣に向けた感謝のメッセージを読み上げる一幕が。早瀬は涙を流しながら「結衣さんは憧れであり、目標。結衣さんの出演作品の一つに出演できたことが誇り。いつも優しくて穏やかで、意外にもおちゃめな結衣さんが大好きです」などと伝えた。涙をこらえようとした新垣だったが、早瀬の思いに心打たれ「いつも我慢するけど我慢できませんでしたね」と感極まった。

主演2人がステージ上で泣きてしまう事態に。すると瀬戸が左ポケットに入った紺色のハンカチを早瀬に渡した後、右ポケットからもハンカチを取り出して、新垣に白色のハンカチを差し出した。準備万端な瀬戸に、新垣は「スマート……!」と驚き。会場も、まさかの“2枚用意”にどよめいていた。

その後、瀬田監督もうるうると感涙している姿を確認した瀬戸だったが、「監督の分はないです(笑)」とし、笑わせた。

原作はヤマシタトモコ氏による同名漫画。人見知りな小説家の高代槙生(こうだい・まきお)と、その姪・田汲朝(たくみ・あさ)がお互いに理解し合えない寂しさを抱えながらも、かけがえのない関係になっていく同居譚を描く。

新垣演じる槙生の元恋人を演じた瀬戸は、お気に入りのシーンについて、新垣と早瀬、夏帆の3人の場面を挙げた。「あの空気感どうやって出された? 大好きです。YouTubeとかで見られない?」とおちゃめにコメントした。瀬戸を起用した理由を、瀬田監督は「包みこんでいくような安心感があった」と明かしていた。ENCOUNT編集部

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