霧島市は7日、鹿児島空港と霧島神宮を結ぶ観光路線バス「霧島神宮アクセスバス」の実証運行を、7月20日から始めると発表した。空港を起点に、リニューアルしたJR霧島神宮駅や霧島温泉郷など観光地へのアクセスを高める狙い。
バスは空港と霧島神宮、JR霧島神宮駅間を平日3往復、土日祝日は3往復半、運行する。1日乗車券は大人1100円、子ども550円。
運行は鹿児島交通が担う。1カ月500人程度の利用を見込む。年内いっぱいの予定。
市観光PR課によると、鹿児島空港から霧島神宮に向かう直行バスがないのが課題だった。中重真一市長は「インバウンドを含む多くの観光客の利用につながるよう周知に取り組みたい」と話した。