レジで「私の買い物カゴ、台まで運んでよ!」【店員に詰め寄る女性客】に → 意外な人物が一言!?

公共の場では、マナーや礼儀をわきまえた行動をしたいですよね。しかし、中には非常識な振る舞いをする人もいて……!? 今回は私の友人A子から聞いたスーパーで目撃した、困った女性客の話を紹介します。

小さい子どもを連れたママ

A子がとあるスーパーで買い物中に目撃した出来事です。この日はレジが混んでおり、各レジに4~5人程度の列ができていました。

A子の前には、1歳過ぎくらいの小さい子どもを連れたママと中年女性が並んでいました。子どもはお腹が減ったのか好きなお菓子を買ってもらえなかったのか、ご機嫌斜めな様子。ママが抱っこしながら、必死になだめていました。

店員が台まで運ぶサービスをしたところ……

レジが終わる直前まで、お会計に時間がかかったりと、ママは子どもに手を焼いている様子。レジ係の女性は、ママの様子を見て、袋詰めするための台まで、買い物カゴをサービスで運んであげていました。ママはレジ係の女性に「ありがとうございます。」と伝え、感謝していました。

A子も「ちょっとした気遣いのできるレジ係の女性って素敵だな~」と思いながら見ていたのですが……。親子のあとレジに続いた中年女性客の言動にA子はびっくりしてしまったのです。

「私のも!」とサービスを強要する中年女性客

なんと、袋詰めするための台までカゴを運んでくれるサービスを見た中年女性客が、「さっきみたいに私のも台まで持っていってちょうだい!」とレジ係の女性に向かって言い出したのです。

レジ係の女性は少々困惑した様子で、「すみません、あれは小さいお子さんがいらっしゃったからで」とやんわり断ったのですが……。

キレだす中年女性客

中年女性客は「なんでできないの? えぇ?」と怒った様子。
差別されているような気持ちになってしまうのも分かりますが、中年女性の後ろにいたA子のそのまた後ろにも、レジ待ちの長い列ができています。レジ係の役目は、レジが混まないようにスムーズに処理をすること。レジ係の女性は、先ほどのママの場合は、自分が買い物カゴを運んだ方が後ろのお客様をお待たせせずに済む、という考えもあったはずです。一人のお客様だけ特別扱いしたように見える行動をしてしまった店員にも非はあるかもしれませんが、サービスを強要してくるお客様にも困ってしまったことでしょう。
レジ係の女性は事を大きくしないためにか、中年女性客の買い物カゴを台まで運んであげていました。

とある人が一言物申す!

モヤモヤした気持ちでA子がレジでお会計をしてもらっているとき、袋詰めしている中年女性客に、とある人が声を掛けていたのです。

それは、同じ台で袋詰めしていた白髪の高齢女性客でした。高齢女性客は「買い物カゴ重いけど頑張って運びましょうね、まだあなた若いんだから~」と中年女性客をやさしく注意していました。

中年女性客にもなにか理由があったのかもしれませんが、レジ台に乗せるまでは買い物カゴを軽々と持ち上げていたそうです。自分で持って運べるのなら、後ろにもレジ待ちの長い列ができていたようですし、サービスを強要する必要はなかったように思いますが……。皆さんは、どう思いますか?

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K

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