【エプソムC/前日オッズ】レーベンスティールは「1.0.1.3」の1人気 単回収値251該当の“逆転候補”は充実5歳馬

JRAは8日、第41回エプソムC(GIII、芝1800m)の前日最終オッズを発表した。

レーベンスティール(牡4、美浦・田中博康厩舎)が単勝3.7倍で1番人気、サイルーン(セ5、美浦・堀宣行厩舎)が単勝5.3倍で2番人気。

以下、ヴェルトライゼンデ(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)が単勝6.9倍で3番人気、トゥデイイズザデイ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)が単勝7.6倍で4番人気と、ここまでが10倍以下。

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■好走馬30頭中27頭が単勝19.9倍以下

過去10年、1番人気は【2.2.1.5】。このうち単勝オッズ2.0倍台なら【1.2.0.2】連対率60.0%と信頼度は増すが、3.0倍以上だと【1.0.1.3】連対率20.0%。レーベンスティールは後者に該当してしまう。また1番人気に推された馬はすべて前走、前々走と2戦連続5着以内馬。大崩れなく堅実に駆けてきた馬たちばかりだ。8着→11着と来ているレーベンスティールが1番人気を背負うだけの状況なのか、不安は拭えない。

1番人気を除くと、勝ち馬は2~5番人気が7勝を挙げ【7.4.5.24】の成績。このうち5~8枠に入った4、5歳馬に限ると【6.0.2.10】勝率35.5%、単勝回収値251をマークする。エプソムCは外めの枠が有利な傾向で、さらに4、5歳馬が中心になりやすいレースだ。

これに該当するがサイルーンとグランディア。ともにセン馬の5歳で昇級初戦。いずれも3歳と早い時期に去勢しているだけに重賞タイトル奪取は命題だろう。

また不良馬場の開催で大波乱となった2020年を除くと、単勝オッズ19.9倍以下の成績が【9.8.9.35】で20.0倍以上は【0.1.0.80】。的中への近道は19.9倍以下の馬を狙うこと。今年のメンバーなら前日時点で19.9倍以下が8頭。この8頭で馬券を組み立てるのがベターだろう。

馬連は(6)レーベンスティール-(11)サイルーンが10.7倍、3連複は(1)トゥデイイズザデイ-(6)レーベンスティール-(11)サイルーンが17.7倍、3連単は(6)レーベンスティール→(11)サイルーン→(1)トゥデイイズザデイが62.3倍で1番人気。レーベンスティールが絡まない3連単は(11)サイルーン→(1)トゥデイイズザデイ→(16)グランディアの組み合わせで199.1倍となっている。

■8日・前日最終オッズ

人気馬名単勝1レーベンスティール3.72サイルーン5.33ヴェルトライゼンデ6.94トゥデイイズザデイ7.65グランディア10.46ルージュリナージュ11.37アルナシーム13.18シルトホルン17.99マイネルケレリウス22.310ニシノスーベニア22.611タイムトゥヘヴン34.712ラケマーダ56.613ノースザワールド64.514セルバーグ65.515レッドランメルト78.216カレンシュトラウス84.517ワールドウインズ91.318グランスラムアスク142.6

※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。

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