【速報】市川の住宅で赤ちゃんの遺体 タオルに包まれキャリーケースに 連絡取れない女性捜索 市川署

市川署

 8日午前11時20分ごろ、市川市曽谷の住宅で、この家に住む女性が、生まれたばかりとみられる赤ちゃんの遺体を見つけた。駆け付けた救急隊員が死亡を確認した。市川署によると、この家は40代の女性と50代の夫、20代の娘の3人暮らしとみられ、娘と連絡が取れていない。同署は娘が何らかの事情を知っているとみて、行方を捜している。

 同署や同市消防局によると、女性らが家の片付け中に、娘の部屋のクローゼット内にあったキャリーケースから見つけた。赤ちゃんはタオルに包まれた状態だった。

 午後0時45分ごろ、女性が「部屋に遺体がある」と110番通報した。「どうしたらいいか分からず家族と連絡を取るなどしていたため、通報が遅れてしまった」と話しているという。

 娘は、女性と夫の不在中に外出したまま戻らず、ここ数日連絡がついていないという。遺体で見つかった赤ちゃんは女の子だった。

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