TOHO Racingが鈴鹿8耐参戦チーム体制を発表。清成龍一、渡辺一樹、榎戸育寛の布陣

 東広島市のレーシングチーム・TOHO Racingが6月7日(金)に鈴鹿8耐参戦チーム体制を発表した。今年もエースライダーの清成龍一を中心に、渡辺一樹、榎戸育寛という布陣。同チームから全日本ロードST1000クラスに参戦している國峰啄磨はリザーブライダーとなっている。

 昨年は全力で戦い2位でゴールしながら、事後車検で失格となる辛酸をなめた。今年も鈴鹿8耐にチャレンジしリベンジすることを決めたが、その道のりは前途多難だった。

榎戸育寛(TOHO Racing)

 全日本ロード開幕戦鈴鹿を前に、事前テストで清成が転倒負傷。その代役として渡辺を起用するが、決勝で転倒負傷。第2戦もてぎには、鈴鹿8耐トライアウト要員として昨年、引退宣言した榎戸を起用し、ようやく参戦権を得ていた。

 6月4日・5日の鈴鹿8耐テストでは、清成と榎戸が精力的にマシンをテスト。ベストタイムは榎戸が2分06秒台に入れ実質2番手につけた。渡辺は、EWCスパ8時間のため6月上旬のテストは欠席したが、19日・20日のテストにはチームに合流する予定だ。

 本戦ではEWCクラスにエントリーして、ホンダCBR1000RR-Rを使用。ゼッケン104は申請中だ。

TOHO Racingが使用するホンダCBR1000RR-R
榎戸育寛(TOHO Racing)

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