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巨人が8日のオリックス戦(東京ドーム)に0―5で敗れ連敗。完敗の内容に阿部慎之助監督(45)も「最短」で試合後取材を切り上げた。
投打がかみ合わなかった。一軍復帰登板となった先発グリフィンは初回から西川に先制適時打を浴びて1点を失うと、4回にも無死満塁から頓宮に2点適時打を浴びて5回3失点。なんとか最低限の仕事は果たしたが打線がこの日も沈黙し、今季2度目の20イニング連続無得点となす術なし。終盤にさらにリードを広げられると今季の交流戦初となるカード負け越しが決まった。
これには阿部監督もさっぱりとした様子。試合後の会見場に姿を現すも苦笑いを浮かべながら「(今季の試合後会見の)最短は4秒だったよな。2秒でいこう。何もない」とだけ言い残して即退室。3―4で敗れた5月18日の広島戦(マツダ)はわずか「4秒」で会見を打ち切った指揮官だったが、この日はそれを上回る超速終了…。自虐めいた冗談で場を和ませた阿部監督だったが、その表情の奥には悔しさも見え隠れしていた。