中国 世界自然遺産と複合遺産の数は世界一

6月8日は中国の8回目の「文化・自然遺産の日」。今年のテーマは「世界遺産を保護し、美しい中国を建設する」です。写真は貴州省の赤水大瀑布。

6月8日は中国の8回目の「文化・自然遺産の日」。今年のテーマは「世界遺産を保護し、美しい中国を建設する」です。

現在、中国の世界遺産の総数は57件で、世界第2位となっています。そのうち世界自然遺産は14件、文化遺産と自然遺産の複合遺産は4件で、いずれも世界トップであり、総面積は7万600平方キロメートルに達しています。

30年以上にわたり、中国は世界自然遺産の保護理念を絶えず深化させ、管理水準を向上し続けることで、重要な自然生態系と貴重な自然遺産を効果的に保護してきました。特に近年、中国は「山水林田湖草砂」の生態系を総合的に管理し、国家公園を中心とする自然保護地体系を構築し、健全な生態保護補償メカニズムを確立しています。

三江源、ジャイアントパンダ、東北虎豹、海南熱帯雨林、武夷山などの第一陣の国家公園の設立は、可可西里(ココシリ)、ジャイアントパンダ保護区、武夷山など3つの世界遺産の長期的な保護の基礎を築きました。

中国の世界自然遺産は、黄龍景勝地、九寨溝景勝区、武陵源景勝地、三江併流、ジャイアントパンダ保護区、中国南方カルスト、三清山、丹霞地形、澄江化石遺跡、天山、神農架国家級自然保護区、可可西里、梵浄山、中国黄海・渤海の渡り鳥生息地(第一期)の14件、複合遺産は泰山、黄山、峨眉山・楽山大仏、武夷山の4件です。(提供/CRI)

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