【速報】運転士がイヤホンで音楽 JR内房線、乗客が指摘 「眠気防止だった」

JR東日本の看板

 JR千葉支社は8日、40代運転士が内房線の一部区間でイヤホンを装着し音楽を聞きながら運転する不適切な行為があったと発表した。乗客が同支社に連絡して判明。同支社は、イヤホンを着けての運転は禁止行為として規定されてはいないが、乗客に不安を与える行動だったとしている。

 同支社によると、運転士は同日午前8時15分~9時25分ごろ、上総湊発千葉行き上り電車(8両編成)で上総湊―蘇我間を走行中にイヤホンを装着。運転士は「眠気を防止するためだった」と話しているという。運行が遅れるなどの影響はなかった。

 同支社は「不信感や不安感を与えてしまったことをおわびする。信頼回復に向け再発防止に努めたい」とコメント。乗務中に業務と関係のない行為を行わないよう改めて社内教育を行っていくとした。

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