高橋藍「皆さん大好き!」会場女子「ぎゃーーーー!!」 爽やかインタビューに狂喜乱舞【ネーションズリーグ】

スロベニア戦に出場した高橋藍【写真:VNL提供】

買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会

バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024福岡大会(西日本総合展示場)は8日、予選ラウンド第2週で世界ランク5位の男子日本代表が同6位スロベニア代表と対戦。3-1(25-23、19-25、26-24、25-21)で勝利した。世界ランク4位に再浮上。これで福岡大会の全4試合が終了。52年ぶりのメダル獲得を狙うパリ五輪が迫る中、18日からはフィリピン・マニラで開催される予選ラウンド第3週に臨む。

第1セット(S)は16-19から高橋藍が2本続けてスパイクを決めると、18-19からはサービスエース。360度を囲んだ日本ファンから地鳴りのような歓声が起きた。勢いに乗った日本が逆転し、このセットをものに。第2Sは日本のVリーグ・ジェイテクトでプレーしたウルナウトに連続でサービスエースを決められるなど19-25でセットカウント1-1のタイに戻された。

第3S、20-20の場面にピンチサーバーで起用されたチーム最年少の20歳・甲斐優斗が見事にサービスエース。その後、一度はスロベニアにセットカウントを握られるも、石川、西田のスパイクで再逆転。最後は必死の守備から高橋藍が押し込み、26-24で勝利に王手。第4Sも勢いを止めず、西田が終盤にも得点を重ねてこの日26得点。最後のスパイクも豪快に叩き込み、勝利を掴んだ。

場内インタビューでは、高橋藍も登場した。冒頭に「皆さん、ありがとうございまーーーす!」と感謝を述べ、「いや、もう皆さんのエネルギーがすごい。今日も勝つことができた。本当に感謝してます」と笑顔。「五輪に向けていい戦いになった。必ず五輪でも相手になってくると思いますし、今日まず勝つことができて、五輪に自信になった」と振り返った。

日本代表が国内で戦うのは五輪前最後。「みんなでそれを話してたので、皆さんの前で勝って終われてすごく気持ちがいい。本当に皆さんのおかげで勝ったので本当に感謝してます」と語ると大声援。来週、五輪切符を懸けて女子が戦うため、「皆さん、ここで男子が勝ったように、女子の皆さんにも必ずエネルギー、エナジーを送ってください。お願いします!」と呼びかけた。

最後にファンへのメッセージを求められ、「皆さん大好きです! ありがとうございます!」と爽やかに話すと、会場の女性ファンから「ぎゃーーーー!!!!」と悲鳴が鳴り響き、狂喜乱舞していた。

THE ANSWER編集部

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