デンマーク首相「ショック」 頸椎捻挫、行事キャンセル

デンマークのフレデリクセン首相

 【ロンドン共同】デンマークのフレデリクセン首相(46)が7日、首都コペンハーゲンの広場を歩いていた際に襲われた。突き飛ばされたとみられ、男(39)が逮捕された。首相官邸は8日、フレデリクセン氏が軽い頸椎捻挫と診断されたと発表した。デンマークメディアが報じた。

 デンマークでは9日に欧州議会選を控えるが、警察は政治的な動機はないとみている。首相官邸はフレデリクセン氏について、無事だが「ショックを受けている」と説明。同氏は8日に予定していた複数の行事をキャンセルした。

 目撃情報として、男はフレデリクセン氏に近づき、肩を強く押したなどと報じられている。

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