畑岡奈紗が2Rスタート前に失格 初日の“ボール捜索”巡り違反と指摘

畑岡奈紗が不運の失格(撮影:ALBA)

<ショップライトLPGAクラシック 2日目◇8日◇シービューGCベイC(米ニュージャージー州)◇6197ヤード・パー71>

ニュージャージー州で行われている米国女子ツアーの1戦で、第2ラウンドスタート前に畑岡奈紗が失格となった。

理由は、長い草に入ったボールを探す際、規定の捜索時間を超えていたにもかかわらず、見つかったボールをそのまま打ってしまったことによるルール違反とLPGAは発表した。

問題の場面は畑岡にとって最終ホールとなった9番パー5。2打目をグリーン周りのフェスキューが生い茂った中に打ち込んだ。競技委員立ち会いのもとに捜索し、ボールが見つかったため、アンプレヤブルを宣言し1打付加しドロップし、4打目でグリーンオン。3メートルのパーパットを入れたはずだったが、LPGAによると「提供された当該映像を検証した結果、3分を超えていた」というものだった。

捜索時間は3分までと決まっているため、その時間を超えた時点で本来はロストボールの扱いとすべきだったとされ、結果として2打目を打った場所に戻らなかったことによる誤所からのプレーのままホールアウト。それをスコアカード提出時に訂正しなかったことともあわせ、失格処分が下されたと発表されている。

6アンダーの4位タイという好発進が泡と消えてしまった失格劇。後味の悪い結果となってしまった。

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