第73回全日本大学野球選手権大会組み合わせトーナメント表、青山学院大の連覇なるか

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大学野球日本一決める熱戦が10日に開幕

第73回全日本大学野球選手権大会が10日、明治神宮野球場と東京ドームで開幕する。各地区の代表27チームが出場するトーナメント戦で、16日の決勝まで計26試合が組まれている。なお、準々決勝以降は神宮球場で開催予定。

昨年17大会ぶり5回目の優勝を果たした青山学院大が所属する東都大学野球連盟、準優勝だった明治大が所属する東京六大学野球連盟など5連盟がシードされ、2回戦から登場する。過去の優勝回数は東京六大学が27回、次いで東都が26回で、前々回大会の亜細亜大から東都勢が2連覇中だ。

今大会も青山学院大と早稲田大(東京六大学)の戦力が充実しており、この2校が優勝候補とみて間違いないだろう。特に、青山学院大は3月の侍ジャパン欧州代表戦でも活躍した4番の西川史礁(みしょう)外野手や佐々木泰内野手などドラフト上位候補が揃っており、連覇も十分に狙える陣容が揃っている。

そのほか、西川とともに今秋のドラフト1位候補に挙がる渡部聖弥外野手(大阪商業大/関西六大学)や、今年のドラフト候補で注目度No.1の宗山塁(明治大)に勝るとも劣らない守備力を誇る浦田俊輔(九州産業大/福岡六大学)ら、地方大学のプロ注目選手の活躍にも注目だ。

全国各地域の春季リーグ優勝チームが戦う大学野球最高峰の戦いは、明治神宮野球場で行われる福井工業大(北陸大学)vs桐蔭横浜大(神奈川大学)、東京ドームの中央学院大(千葉県大学)vs大阪商業大(関西六大学)の2試合で幕を開ける。



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