日本代表OB「うーん」 熊本MF退場判定に疑問の声「ジャンプしたのが印象が悪かったのか」

熊本MFの退場処分に疑問の声(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

熊本MF岩下は秋田戦で退場処分

ロアッソ熊本は、6月8日に行われたJ2リーグ第19節ブラウブリッツ秋田戦で1-1と引き分けた。先制しながら前半終了間際にMF岩下航が2枚目のイエローカードで退場処分となり、数的劣勢の後半に同点弾を被弾。この判定に注目が集まっている。

敵地ソユースタジアムに乗り込んだ秋田は、前半14分に大﨑舜が今季リーグ戦2点目を挙げて先制に成功。1-0とリードしたまま、ハーフタイムを迎えるかと思われた前半アディショナルタイムだった。

熊本はルーズボールを追った岩下がタッチライン際で右足を出してスライディング。交錯した秋田MF諸岡裕人が吹っ飛び、田中玲匡主審はイエローカードを提示した。

熊本はキャプテンのMF上村周平ら4人が主審や副審に抗議。それでも判定は変わらず、前半3分にも警告を受けていた岩下は2枚目のイエローカードで退場となった。

スポーツチャンネル「DAZN」で解説を務めた元日本代表DF柱谷哲二氏は、このシーンについて「ボールに行っているように見えたんですけどね」と触れ、リプレイを見たあとも「うーん。どうですかね。(岩下が)ジャンプしているのが印象が悪かったんですかね」と判断が難しいとしていた。

数的劣勢となった熊本は、後半29分に同点に追い付かれて1-1のドロー決着。後半は秋田にゴール取り消しのシーンもあり、判定に対してはSNS上でもさまざまな声が上がっていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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