リスタート→遅延行為で2枚目イエロー J2退場劇にファン疑問「納得いかない」「おかしい」

(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

千葉DF佐々木の行為が「遅延」とみなされ2枚目の警告に

ジェフユナイテッド千葉は6月1日、J2リーグ第18節でファジアーノ岡山と対戦し2-1で勝利した。両チームに退場者が出た試合だったが、リスタートの場面で起こった事象には疑問を抱く声もファンから上がっている。

直近で3戦無敗だった岡山をホームに迎えた一戦。前半18分に千葉MF田口泰士が倒れ込みながらの技ありボレー弾で先制する。岡山の反撃は後半11分、FW岩渕弘人がクロスに合わせて試合を振り出しに戻す。

1-1で迎えた後半19分、岡山DF田上大地が千葉MF横山暁之と頭部で接触。すでに1枚イエローカードをもらっていた田上が、このプレーで2枚目を受け退場となる。同22分には千葉がFW小森飛絢のゴールで勝ち越しに成功した。

一方で、後半42分にも退場劇が発生。岡山側がフリーキックの場面でリスタートを行うと、前方に立っていた千葉の選手に当たる。そのボールをDF佐々木翔悟がクリアしたが、これに対し高崎航地主審がイエローカードを提示。この日2枚目となった佐々木はこの時点で退場となった。なお、公式記録上は「遅延行為」での警告となっている。

終盤はお互いに1人少ない10対10で戦った両チーム。後半のアディショナルタイムは7分だったが、7分30秒が経った時点で終了の笛が鳴る。千葉FW林誠道が相手エリア内へ入りシュートモーションだった場面だったが、結果としてオフサイドの旗が上がっていた。

試合を左右する判定にも注目が集まったゲームだが、特にリスタートの流れから千葉の佐々木が退場したシーンには「遅延とるのはおかしい」「疑問でしかない」「ジェフは意見書を出すべき」「納得いかない」と厳しい声が寄せられている。(FOOTBALL ZONE編集部)

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