書の展示通じ論語の旅へ 栗原雀邨氏と見城書道会 秦野市

来場者と交流する栗原氏(左)

秦野市平沢在住の書道家・栗原雀邨(じゃくそん)氏と、栗原氏が主宰する硯城(けんじょう)書道会による書展が5月18日から20日までクアーズテック秦野カルチャーホール(秦野市文化会館)で開催され、市内外から多くの人が訪れた。

栗原氏は、篆書、隷書、行書、楷書、草書など、様々な書体を巧みに書き上げ、書道家として活躍する。今回の展示会は14回目の開催で、「論語への旅」をテーマにした作品24点を揃えた。また、同会の会員ら50人の力作もあわせて展示された。

臨書で書かれた「孔宙碑」の句や、鮮やかな赤い用紙に書かれた「剛毅朴訥」などの作品を見て、来場者は「洗練された素晴らしい作品に触れ感動しました」と感想を話した。

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