あつぎ郷土博物館 睦合の魅力再発見を 6月23日まで地域展 厚木市・愛川町・清川村

睦合地区の魅力を紹介

厚木市・睦合地区の魅力を自然や文化など、さまざまな視点から紹介する「睦合地域展」が、6月23日(日)まであつぎ郷土博物館(厚木市下川入1366の4)で開催されている。

地域展は2022年度から始まった今年で3回目となる取り組みで、市内の8地域を年に一度順番に紹介している。睦合は中津川から西側の棚沢や三田、及川、林、妻田、下川入が該当する。

展示室では、睦合地区で出土した考古資料や生息していた生物、地元住民から寄贈された民具、徳川家康の鷹狩りにまつわる資料、同地区出身の日本画家・島村亮の作品など幅広く展示。同館の職員は「睦合は昔から川に恵まれた水田地帯。水を上手に利用して生活していたことが伝わってくると思う」と話す。

難波孫次郎の作品も

エントランスホールでは同地区出身の彫刻家で、本厚木駅北口の大型ブロンズ像「若き心」の作者である難波孫次郎の作品も紹介。力強さを表現したものから、万葉集を題材にした女性像まで5点を展示しており、今回初展示となる作品もあるという。

問い合わせは同博物館【電話】046・225・2515まで。

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