「やっぱり先発で頑張ってもらいたいな」中継ぎで好投続ける巨人・赤星優志に笘篠賢治氏が配置再転換をリコメンド

◆ 「赤星くんが先発で機能すると…」

巨人がオリックスに零封負け。このカード早くも負け越しが決定し、借金も3まで目減りした。打線はオリックス先発の齋藤響介から5回までに1点も取れず、後続のピッチャー陣からも無得点と精彩を欠いた。約1カ月ぶりに先発を託したフォスター・グリフィンは、5回を被安打8、失点3で今季2敗目を喫し、最終スコアも0-5の完封負け。本拠地に集まったジャイアンツファンにいいところを見せられずに終わったゲームだった。

その中でもグリフィンの後を受けて登板し、2イニングをノーヒット、奪三振1と一人のランナーも許さない力投を見せた赤星優志について、8日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説陣が注目した。

まず6月5日の好投後に「中継ぎの適性も感じている」とコメントしていた杉内俊哉投手チーフコーチが「いいピッチャー。あれを先発でやってほしい。僕は先発でもう一回帰ってきてほしいなって思う」との発言をピックアップ。

これについて解説者の平松政次氏は「それは先発ですよ。今年は開幕からずっと先発やってまして、先発を目指してやらせたんで。ちょっと調子悪くてファームも落ちましたけども、当然それだけのものを持ってますんで。 目指せ先発ですよ」と言い切った。もう一人の解説者・笘篠賢治氏も「私も去年から赤星くんが先発で機能すると、勝ち星がぐっと上がってくるっていう風に思ってましたので。やっぱり先発で頑張ってもらいたいなと思いますけどね」と述べた。

両解説者はスターターに戻すべきと意見が一致していたが、阿部監督のプランはどうなっているのか。ここからの巨人のローテーションにも注目が集まりそうだ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

【動画】赤星優志が中継ぎで2回パーフェクト!/6月8日:巨人-オリックスのハイライト

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