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「心の健康は親指・人さし指・中指で分かる」
手相では「指」を見れば、その人のキャラを知ることができる。
まずは親指。爪のある第一指節は意志の強さを、指のつけ根の第二指節は知性と理性が現れる。どちらが長いかによって、その人の個性が分かるというわけだ。
さて、ここでひとつチェック。親指以外の4本の指をくっつけた状態で、親指だけを開いたとき、人さし指との間にどれくらいの角度ができるだろうか。その角度が大きければ浪費家、小さければ倹約家だ。知り合いと比べてみると面白いかもしれない。
人さし指には、支配欲・権力志向・覇気・向上心が現れ、長い指ほど、そうしたものが旺盛。逆に短い人は、性格がおとなしかったり、引っ込み思案だったりする。その一方で、人によっては、他人の言葉や行動に異常に反応して突然キレることがあり、周囲から「地雷」などと呼ばれる人もいるかもしれない。もしも自分自身のエキセントリックさに思い当たるようなら要注意。
中指は5本の指の中心的存在で、運命を左右するカギとなると考えられている。中指が極端に長い人は、孤独を愛するが、時として憂鬱な気分に陥ったり、厭世的な言動に走ったりする傾向がある。逆に短い人は衝動的な行動に出たり、思っていることとはまるで逆の言葉を口にしたりすることがあるから、冷静さを失わないように気をつけたい。
親指・人さし指・中指には、健康状態よりも精神状態が現れる。健全で、穏やかな人間関係を築いたり維持したりするためにも自分の指をよく眺めて、自分自身を知ることをおすすめしたい。
◆ジャン・ルイ・松岡 早稲田大学卒。人相、手相、占星術、四柱推命術などを学び、著書に「動物性格占い」「誕生花&誕生石物語366」「血液型別星占い」などがある。