ホテルに泊まる楽しみの一つが「朝食ビュッフェ」という方も多いのではないでしょうか。しかし、ビュッフェにはいろいろな方が集まるため、中にはちょっとしたトラブルが起こることも。今回は私の友人A子さんから聞いた、A子のとある行動に対して子連れママから嫌味を言われた話を紹介します。
大混雑の朝食ビュッフェ会場
A子が家族ととある観光地にあるホテルに泊まったときのことです。朝食会場のレストランは週末ということもあり、大混雑。なんとか席を確保することは出来たものの客が多く、料理の補充が明らかに追いついていませんでした。
見知らぬママから「え~残しておいて!」と言われ
A子は2人の小さな子どものために、食べ慣れたソーセージやスクランブルエッグを取ろうと列に並びました。A子がやっと大皿の前にたどり着いたとき、ソーセージは残り数本に。A子は子どもたちのために残りのソーセージをすべて皿に盛ろうとトングで掴みました。するとそのとき、「え~! 残しておいて!」と、後ろに並んでいる子連れママに言われてしまい……。
「残さない」決断をしたら
いきなり背後から声を掛けられ、さらにはため口だったことに驚いたA子。しかし、A子自身も一緒には並んではいないものの、お腹を空かせて待っている子どもが2人もいます。遠慮してソーセージを残しておくことも一瞬頭をよぎりましたが、他に残っているメニューはどれも大人向けかつ子どもが食べられないものだったので、やはりそれはできず……。後ろのママには「子どもが待っているので、すみません」と一言言い、残りのソーセージをすべて自分の皿に盛り付けました。
嫌味タラタラのママにモヤッ!
すると、後ろのママは「あ~食べるものなくなっちゃったね~、ソーセージしか食べられないのにね~どうしようね~」とA子に聞こえるように子どもに話しかけたのです。A子は「自分は何も悪いことはしてない!」と自分に言い聞かせ……。とはいえ、モヤモヤが止まらないA子でした。
朝食ビュッフェの会場には、日本人だけでなく海外からの観光客も大勢いらっしゃったようです。A子の後ろに並んでいたママの言い分も分からなくもないですが、A子に嫌味を言うよりも、ホテルスタッフに補充をお願いした方が賢明ですよね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:ichika.K