マンC、GKオルテガとの契約延長を発表「すべてが気に入っている」

マンチェスター・シティは8日、ドイツ人GKシュテファン・オルテガとの契約を1年延長したことを発表した。なお、これに伴い、契約は2026年6月30日までとなった。

現在31歳のオルテガはビーレフェルト(ドイツ)の下部組織出身。2011年にトップチーム昇格を果たすと、2014年7月に1860ミュンヘン(ドイツ)に移籍したものの、2017年7月にビーレフェルトに復帰。以降はチームの守護神として活躍し、2022年7月にフリーでマンチェスター・シティに加入した。

ブラジル代表GKエデルソンの控えながら、FAカップやカラバオ・カップでは全試合にスタメン出場し、2シーズン連続でのFAカップ決勝進出にも貢献。今シーズンはエデルソンが負傷離脱していた期間もあり、公式戦20試合に出場するなど、マンチェスター・シティではここまで通算34試合に出場している。

契約延長に至ったオルテガはマンチェスター・シティのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「マンチェスター・シティにさらに長くいられることを嬉しく思う。ここは選手たちがベストを尽くすために必要なものをすべて提供してくれるサッカークラブだ。毎日、やる気とやりがいを感じている。2年前にここに来てから、GKとして成長することができた。家族もイングランドにすっかりと落ち着いた。ここのすべてが気に入っているよ。この契約にサインしたことで来シーズン以降に100パーセント集中できるようになった」

また、フットボール・ディレクターを務めるチキ・ベギリスタイン氏はオルテガへの信頼を次のように口にしている。

「これはマンチェスター・シティにとって重要な契約延長だ。シュテファンはこれまでで最高の第2GKで、質、安定性、経験をもたらしてくれる。彼はとても才能のあるGKだ。GKコーチのシャビ・マンシシドールはいつもシュテファンがどれだけ優れているかを私に話してくれる。とても熟練で、ここに来てから私たちの成功に大きく貢献してくれているのは明らかだ。今夏を楽しんで、2024-25シーズンに向けてリフレッシュして準備万端で戻ってくることを願っているよ」

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