沖縄県石垣市は4日、初代パイナップル大使として、宜野湾市の伊佐尚子さん(52)=写真右=に委嘱状を交付した。伊佐さんはパイン卸販売会社の代表として、石垣島産のパインを年間約200トン出荷し、石垣島パインのPRに貢献している。今後2年間、大使として石垣島パインの知名度向上と農業振興に取り組む。
市役所であった委嘱状交付式で中山義隆市長=同左=は「伊佐さんのPRのおかげで地元の生産力向上につながっている。これまで以上に販路拡大できるよう頑張ってほしい」と委嘱状を交付した。
パインのかぶり物をし、全身真っ黄色のワンピースに身を包んだ伊佐さんは「石垣島の気候風土はパイン生産に合っている。パインに愛された島として、沖縄のパイン業界をリードできるよう、PRを頑張りたい」と笑顔で話した。