四国地方で梅雨入り 平年より4日遅く 梅雨入り早々警報級の大雨の恐れ

きょう9日、気象庁は四国地方で梅雨入りしたとみられると発表しました。
平年より4日遅く、昨年より11日遅い梅雨入りとなりました。

※梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
梅雨の時期に関する気象情報は、現在までの天候経過と1週間先までの見通しを基に速報として発表する情報です。後日、春から夏にかけての実際の天候経過に基づいて、梅雨入りと梅雨明けの時期が見直される場合があります。

11時現在、前線を伴った低気圧が九州南部付近を進んでおり、前線や低気圧に向かう暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、四国地方では朝から発達した雨雲がかかっています。
高知県土佐清水市清水では10時21分までの1時間に49.5mm/hの激しい雨を観測しました。

太平洋側では、引き続ききょう9日昼過ぎにかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨の降るおそれがあります。発達した雨雲が停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。

●予想される雨の量(多い所で)
・きょう9日に予想される1時間降水量
太平洋側 70ミリ

・きょう9日12時からあす10日12時までに予想される24時間降水量
太平洋側 120ミリ

■防災事項
低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害に十分注意してください。

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