Gamer編集部がその週にプレイしたゲームについて、気ままに紹介していく「編集部が遊んだゲーム」。E3が無くなっても、6月は発表イベント続きですね。
■つなよし
突如現れ一時代を築いた「8番出口」。その続編がついにリリースされたということで、「8番のりば」を遊びました。
早々に公開されていた先人たちの動画のサムネイルなどから察するに、前作より怖くなっていそうな予感。ホラーゲームが大の苦手な私としてはおっかなびっくりのプレイとなりました。
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たしかにちょっとしたジャンプスケア的“異変”は増えているのですが、意外に平気……かも?
最終的には、何が出てくるのか、ホラーゲームなのか、そもそもどんなゲームなのかまったくわからない状態で遊んだ「8番出口」のほうが圧倒的にホラーだったという結論に至りました。
ルールこそ前作と比べると少し異なるものの、似ている要素もあり、早いうちに恐怖を克服できたのも大きかったです。やはり未知との遭遇が一番怖い。
発生する異変もわかりやすいものが多く、回避は可能だけど、失敗したらどうなるのかという、むしろ好奇心との戦いでもありました。
また、現実味のある雰囲気づくりは先駆者の貫禄を感じるクオリティで、絶妙な揺れや環境音も相まって、本当に電車の中にいるみたいでした。私は電車の走行音などに癒やしを感じるタイプなので、ゲームをつけたまま放置したいなと思ったくらいです。
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今作をもって8番シリーズは一旦終了予定とのことで、さらにすでに発表されている新作「STRANGE SHADOW」は今までとはテイストがかなり異なりそうで、ホラーが苦手なゲーマーとしてはやや手を出すのに勇気がいりそうですが、今後の作品にも注目したいですね。
ちなみに「8番のりば」は動画での紹介も行っております。3分程度で雰囲気がサクっと伝わる内容になっておりますので、よろしければご視聴くださいませ。
(C) 2024 KOTAKE CREATE
■ロック
「モンスターハンターワイルズ」の情報が続々と出ています。変化を繰り返すフィールド環境も気になりますが、個人的にアツいのは、狩猟中に武器を切り替えられること! 今まで触れてこなかった武器種をサブ武器として持っていき、気軽に試せるのは良いですね。
Summer Game Fest 2024では新たなPVも公開となり、新モンスターのバーラハーラが発表されました。ちょっと不気味なフォルムですが、こういうモンスターの装備は意外とカッコよかったり可愛かったりするので、密かに期待しています。
そんな本作の発売時期は2025年。ということで、「モンスターハンターワールド:アイスボーン」を未経験の武器種でやり直そうと思い立ち、キャラメイクでほぼ終わってしまったのが今週です。
本作のキャラメイクは、プリセット4がとにかく優秀なんですよね。そのままでも良いのですが、せっかく調整できるならオリジナリティを出したい、と試行錯誤を繰り返し、その度にプリセットの美しさに驚かされてしまいます。
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ハンターの顔見えないやんと思った方、ちょっと待ってください。もう少し改善できそうな気がするのです……。こんなペースでどこまでいけるか分かりませんが、来年にかけてちょくちょく触っていこうと思います。
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■ハマダ
今週は先日配信が開始された「Fading Afternoon(消えゆく真昼)」のSwitch版で遊んでいました。本作については事前にあまり把握できておらず、ゲーム画面だけを見て「くにおくん」的な作品かなと思い手に取ってみた感じです。ちなみにマイベスト「くにおくん」はSFCの「初代熱血硬派くにおくん」です。シンプルな格闘アクションというよりもアクションRPG形式だったのがハマった理由ですかね。
ただ本作をプレイしてみると、そうしたRPG的な成長要素はなく、どちらかと言えば格闘アクションよりな作品でした。むしろ、主人公である丸山は病を抱えているため、時間が経過するにつれて最大体力が減少していくという成長とは逆の衰退要素が肝になっています。
どうやら丸山は何らかの事情で組のために刑務所に入っている内に病に侵されてしまったようです。こうしたストーリーの詳細や病の状況については作中で詳細に語られることはないため、さまざまなイベントを通して少しずつ把握し、プレイヤーが想像していくつくりになっています。病による衰退システムは冒頭の夜中に血を吐くシーンから理解するしかないという感じ。この尖り方はインディー感があって面白いですね。
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近年のユーザーライクな作品群に慣らされてしまった私はそうは言っても、なんだかんだ最大体力を増加させる方法があるだろうと、病院に通ってみたり、マッサージを受けてみたり、キャバクラで女の子に癒してもらったりと、色々と試してみましたが、最大体力が増えることはなく、時間が経過した分だけ弱っていく丸山の姿を見ることになっただけでした。
ストーリーは恐らく複数のルートが用意されているようですが、いずれも縄張り争いを切っ掛けにイベントが進行していくため、バトルを避けることはできません。段々と強力になっていく敵に対して、こちらは弱っていく体で立ち向かうしかなく、回復アイテムなどもないため、受けるダメージすべてが致命傷に繋がりかねない緊張感のあるバトルが体験できます。
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ゲーム開始直後は、かなりキツく感じたこのシステムですが、老いたとは言え数々の修羅場をくぐり抜けてきたであろう丸山は受け見でのカウンター技が冴えわたっており、刃物や銃器を持った敵にも対処は可能になっており、プレイヤーのスキル次第ではかなりスタイリッシュな立ち回りも可能なようです。また、弱っていく丸山とは対照的にこれから人生の“真昼”を迎えるであろう上り調子の舎弟・加藤に切り替えてバトルに挑むことも可能です。
全体的に説明が少なかったり、ユーザーに厳しいシステムをメインに据えていたりとインディーでなくては作れない作品と言った感じで万人受けしないタイプの作品だと思いますが、髪を整えたり、タバコを吸ったりといった直接ゲームに影響することがない、ちょっとした仕草まで作り込まれていたり、哀愁を感じさせるBGMと丸山の最後を常に感じさせる生き方などの作品全体の空気感は、刺さる人にはぶっ刺さる内容になっていると思いますので、興味を持った人にはぜひプレイしてもらえればと思います。
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(C)by yeo (C)CIRCLE Ent
■げっしー
今週はお休みです。
■ライアン
今週はお休みです。