スバルが劇的勝利、本大会出場決める 延長十回サヨナラ《都市対抗野球北関東予選》

延長十回タイブレークSUBARU1死満塁、三走日置が本塁生還し、ベンチから飛び出すSUBARUナイン=太田市運動公園野球場

 社会人野球の第95回都市対抗大会2次予選北関東大会最終日は9日、群馬県太田市の太田市総合運動公園野球場で第2代表決定戦が行われ、群馬のSUBARU(スバル、太田市)は延長十回タイブレークの末、茨城日産(水戸市)に4―3で劇的なサヨナラ勝ちを収めた。創部4年目、本大会初出場を目指す新興勢力をはね返し、2年連続の本大会出場を決めた。

 無死一、二塁から始まるタイブレークの延長十回裏、1点を追いかけるスバルは、1死満塁で小林亮介(上武大出身)が押し出しの四球を選び同点に追いついた。なお1死満塁で外山優希が高く弾む内野ゴロを放ち、三走が生還して激闘に終止符を打った。

 都市対抗野球の本大会は7月19日に開幕。東京ドームを会場に、全国12地区の予選を突破した31チームと前年覇者のトヨタ自動車(愛知県豊田市)が出場し、社会人野球の頂点を競う。

サヨナラ勝ちを決め、喜ぶSUBARUナイン
九回裏SUBARU無死三塁、同点打を放ち、喜ぶ古川

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