岩田寛がメジャー初優勝 石川遼をプレーオフで下す

岩田寛が初の日本タイトル(撮影/高藪望)

首位タイから出た岩田寛がメジャー初優勝を飾った。通算13アンダーで並んだ石川遼とのプレーオフを1ホール目で制し、賞金3000万円と5年間の複数年シードを獲得した。2023年「中日クラウンズ」以来となるツアー通算5勝目。43歳130日での優勝は大会最年長となる。

石川は1イーグル8バーディ、1ボギー、大会コースレコードに1打差に迫る「63」をマークしてプレーオフに進出。2022年「三井住友VISA太平洋マスターズ」以来の通算19勝目は逃したが、11度目の出場で自身初の大会トップ10フィニッシュとなった。

通算12アンダーの3位に、5位から「67」と伸ばした米澤蓮。一時は首位に立ったが、バックナインで3つのボギーをたたき5月「中日クラウンズ」以来のツアー2勝目を逃した。

通算11アンダーの4位に前年覇者の金谷拓実、平田憲聖、ルーキーで大会初出場の岡田晃平。金谷は首位スタートから「70」と伸ばし切れず、大会初の連覇を逃した。岩田、金谷とともに首位から出た小木曽喬は「74」とスコアを落とし、通算7アンダーの12位で終えた。

<上位成績>
優勝/-13/岩田寛
2/-13/石川遼
3/-12/米澤蓮
4T/-11/金谷拓実、平田憲聖、岡田晃平
7/-10/今平周吾
8T/-9/稲森佑貴、清水大成

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