DeNA・牧秀悟「何とかチームに貢献出来て良かった」今季苦戦していた左投手から一発!

○ DeNA 8 - 5 ソフトバンク ●
<3回戦・横浜スタジアム>

DeNAの牧秀悟が9日のソフトバンク戦で、左の和田毅から第7号満塁本塁打を放った。

牧は0-0の初回無死満塁で迎えた第1打席、和田が1ボールから投じた2球目のストレートを振り抜いた打球はレフトスタンドへ突き刺す満塁本塁打となった。牧は「前のバッターが作ってくれたチャンスだったので、打てて良かったです。最近中々思うように打てていなかったので、何とかチームに貢献出来て良かったです」と振り返った。

試合前には田代コーチ、石井コーチと試合前に練習。「色んな方に言葉をいただいたりして、凄く励ましていただきましたし、田代さんのお陰です」と感謝した。

◆ 左投手に課題

牧は昨季左投手の打率.322と打っていたが、今季試合前まで打率.170(47-8)と左投手を苦戦していた。

牧は「1割台ですか!?」と驚いた表情を見せ、去年との感覚の違いについては「いや、それはないですね。全然結果が出ていない感じはします」と語った。

左投手に対しての課題について、「そこは自分の過去のデータを見ながら、まあでもそんなに気にしている訳ではないので、いつも通り右左あまり変えずに打席に入るようにしています」と話した。

打撃練習では「右ピッチャーでもしっかり引っ張れるようにしたいですし、左ピッチャーでも引っ張るのも逆方向に打つのもしたいとは思っています」とのこと。

和田からの一発をきっかけに、昨季までのように左投手に対してもしっかり打ち、毎試合熱い声援を送るベイスターズファンの期待に応えたいところ。

そのベイスターズファンの存在に牧は「毎年毎年期待して下さっていますし、どのチームにも負けないくらい凄い応援があるので、ありがたいなと思っています」と感謝する。ファンのために勝利に繋がる一打を今後も多く放っていきたい。

(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)

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