甲斐拓也の打撃力アップの要因にライバルの存在あり?池田親興氏「海野が出てきて、何試合かに1回休んでいることによって…」

◆ 「俯瞰してものを見れるようになってきた」

ソフトバンクがDeNAを圧倒。10-1の大差でカード初戦をモノにした。この日は昨年までのチームメイト・森唯斗に鷹打線が襲いかかり3回途中でKOすると、その後も攻撃の手を緩めず4回までで8得点。投げてはリバン・モイネロが8回1失点とDeNA打線を寄せ付けず、危なげない戦い方で勝利した。

7日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では先制打に好リードと活躍を見せた甲斐拓也に注目。MCを務めた谷繁元信氏は「先制スリーランも打ちましたし、今年は打率が今、2割4分6厘なんですよ。ここ数年の中では1番いいシーズンなんですけど」と過去5年間で最高が21年の.227とのデータと照らし合わせて評価。

解説として出演した大矢明彦氏も「打つに越したことはありませんからね。ピッチャーを打って助けてやるってことも仕事になってきますから」と元名キャッチャーの視線で解説した。

またもう一人の解説者の池田親興氏は「侍でも要をやってる選手ですから、やっぱり責任がすごく大きくなってきていて」と重圧を感じていることがバッティングに影響していたのではと分析。そのうえで「今は海野が出てきて、何試合かに1回休んでいることによって、俯瞰してものを見れるようになってきてます。シーズンの出足はバッティングの方もあんまり良くなかったんですけど、ここに来て上がってきたのは、海野がすごくキャッチャーとしての精度が上がってきたことによって、甲斐自身ももう1回見直したっていう風に感じてみてるんです」とライバルの存在が好成績につながっているのではと推測した。

元相棒を打ち負かした甲斐拓也。キャノン砲に併せてバットでも、今シーズンはアピールしていく。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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