「他のサッカーが見られなくなっちゃう」大津祐樹が横浜時代のポステコグルー監督を回想!「得点に繋がる幅を持っている」

元日本代表FWの大津祐樹氏が、鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルに出演。横浜F・マリノス時代に師事したアンジェ・ポステコグルー監督について語った。

大津氏は、成立学園高を卒業後の2008年に柏レイソルでプロキャリアをスタート。その後、ドイツのボルシアMG、オランダのVVV、柏を経て、18年に横浜に加入した。

同年に横浜の指揮官に就任したポステコグルー監督を、大津氏は「ただ怖い人」と振り返るが、戦術を落とし込む手腕などに優れていたという。

「得点に繋がる幅を持っている監督なので、それを実際に僕らも体験して監督の言うことをやっていると、すごくパフォーマンスも出ていくなかで、『このサッカー面白いじゃん』みたいな」

【動画】大津祐樹が横浜時代のポステコグルー監督を振り返る!
当時はSBが内側に入ってプレーするのは異例だったが、実践するとパス回しが格段に良くなり、試合展開が速くなり「他のサッカーが見られなくなっちゃうぐらい面白い」となったという。

上手くいかない時もあったが、ポステコグルー監督は柔軟に修正。大津氏は「やっていくことで、そのサッカーのすばらしさが本当にあったので、皆ついていきました。結果にこだわることと、そこに対する熱量は凄いですね」と称えた。

そんな指揮官に率いられた横浜は、19年に15年ぶりのJ1優勝を果たした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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