「暴力的に――」マドリー移籍のエムバペ、パリSGでの不遇を赤裸々告白。救世主2人に感謝「彼らがいなければピッチに立てなかった」

レアル・マドリーにフリーで移籍したキリアン・エムバペが、今季まで在籍したパリ・サンジェルマンで遭った“被害”をぶっちゃけた。英メディア『talkSPORT』などが伝えている。

契約延長問題で揺れていたエムバペは昨夏、日本ツアーのメンバーなどから外され、プレシーズンを通して除け者に。シーズンが始まっても事態は改善されず、リーグ・アンの開幕節を欠場。2節でようやく途中出場の機会を与えられ、3節から先発に名を連ねた。

精神的にも難しい状況にあったものの、稀代のゴールハンターは流石の得点力を発揮。2節からの4試合で7発を叩き込むなど、序盤から高次元の決定力を見せつけ、終わってみれば27ゴールで6年連続でリーグ得点王に輝いた。

紆余曲折を経て、母国を離れる決断を下したエムバペは、フランス代表の主将として出席した5日のルクセンブルク戦に向けた会見で、困難な時期を回想。パリSGのルイス・エンリケ監督と、フットボール・アドバイザーのルイス・カンボス氏に救われたと赤裸々に明かした。

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「クラブの人々は僕に『PSGではプレーできない』と理解させた。暴力的に伝えられたんだ。ルイス・エンリケとルイス・カンポスがいなければ、ピッチに立てなかっただろう。彼らが僕を救ってくれた。それが真実だ。プレーするだけでも大きな誇りだった。でも、次の年はこのような年にはしたくない」

25歳のスーパースターはまた、マドリー加入の喜びを口に。興奮を隠せない様子だ。

「夢が叶った。本当にエキサイティングだ。とても嬉しいし、ホッとしているし、誇りに思うよ。ずっと夢見ていたクラブだから、感謝したい。世界最高の素晴らしいクラブに行けることに、非常に興奮している。この期待にとても謙虚な気持ちでいるし、メッセージを送ってくれた人や、移籍に携わってくれた全ての人たちに感謝したい」

今季はチャンピオンズリーグでも8点を挙げ、ハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)と共に得点王に輝いたエムバペは、憧れのクラブでもゴール量産なるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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