『DASH島』についに通信手段が!? 島の材料だけで電話を作ることはできるのか

TOKIOの城島茂と国分太一、SixTONESの森本慎太郎、Aぇ! groupの草間リチャード敬太が6月9日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!2時間スペシャル』に出演。DASH島に電話が開通するまでの、激闘111日間の全記録が放送された。

『DASH島電力化計画』として、これまでに竹製の蓄電装置“竹でんち”などを作ってきたメンバー。島に流れ着いた材料を使って自作の電話を作る、“電話プロジェクト”を始動させた。

あらかじめNTT技術資料館を訪れ、電話に関する知識や技術を学んできた国分は、島に戻ると竹やアルミ板、磁石などの材料を並べ、森本に「この上に乗っているもので電話が作れる」と説明。電話の仕組みを説明した上で、さっそく電話機作りに取り掛かった。

中をくりぬいた竹に振動板となるアルミを取り付けたところに炭を入れ、端子の代わりとなる釘(くぎ)を打ち付けた蓋を付けて、マイク部分が完成。イヤホン部分は、鉄の棒に銅線を巻いたコイルと、磁石、振動板を竹の中に設置。出来上がったマイク部分とイヤホン部分を、耳と口に当たるように流木にくくりつけて、受話器が完成した。

ソーラーカー“だん吉”で使っていた太陽光パネルで発電し、受話器に電線を取り付けて通話実験してみることに。30m離れた位置から受話器に向かって小さな声で「もしもーし、聞こえますか~?」と話すと、小さな音量ではあるがしっかりと互いの音声が聞こえていた。通話実験成功に「スゲェー!聞こえたよ!」「聞こえましたね!」と2人は大興奮。距離を50mに伸ばしても問題なく聞こえた。

今回は、島の港近くの舟屋から、ロープウェーで上った先のバンブーデッキまで、およそ700mの距離を電話でつなごうという計画。長い電線を作るため、まずは譲り受けた廃材の電線をつなぎ合わせる作業から。ショートを防ぐため、連結部分にゴム製品を巻き付ける必要もあり、意外と手間がかかるこの作業。城島、森本、リチャードの3人で30分作業して出来上がった長さは4mほど。これには思わず森本も「やべぇ…先なげぇ」とポツリ。その後、スタッフも交えてコツコツと電線作りの作業は続き、約200mほどの長さになったところで、ひとまずロープウェー終着駅のバンブーデッキから起点の倉庫跡までの約200mに、電線を張ってみることに。

電気線のつなぎ目
つないだ電気線

断線防止のため、電線はロープに結び付けた状態で、バンブーデッキから徐々に下に降ろしていく。しかし、地面に這(は)わせたままだと開拓作業の邪魔になるだけでなく、イノシシやヘビなど野生動物にかみ切られるなど、断線の可能性も高まってしまう。そのため、電線はロープウェーや自然の木を電柱代わりにして、地上から2m以上の高さに張ることに。

途中、5mほどの高さの木の枝に引っ掛けることになり、木登りが得意なリチャードが登ろうとするも上手く登れない。そこでリチャードは「“草間大サーカス”します?」と提案。これは3人が順に肩の上に乗ることで3人分の高さを稼ぐという、過去にリチャードが行っていたとっておきの方法。力自慢のスタッフ、通称・ランボーを土台に、真ん中に森本を配置し、リチャードが1番上に。枝が密集する中で手こずり、土台の2人が持たなくなったため、リチャードだけが木の幹にしがみついて残った状態に。落ちないよう、隣の木に右足をかけ、左足をランボーが下から支えて大きく足を開いた格好となったリチャード。図らずも某バスケットシューズのマークと同じような体勢になってしまい、「エアリチャード!」といじられてしまう一幕も。

その後もリチャードがスタッフと共に作業を続け、なんとか倉庫跡まで電線を伸ばすことができ、残りの舟屋までの作業は後日行なわれることとなった。

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写真提供:(C)日テレ

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