「狂気の沙汰だよ!」男子バレーで生まれた“44―42”の衝撃スコアに世界が仰天! 大会公式は「歴代最高点を更新した」と認定【ネーションズリーグ】

福岡ラウンドの最終日に驚愕のセットスコアが生まれた。

6月9日、パリ五輪予選を兼ねた男子バレーボール・ネーションズリーグ(VNL)の1次ラウンドが福岡・北九州市で開催された。この日、日本男子代表のゲームはなかったが、その第1試合のトルコ(世界ランキング14位)vsドイツ(同12位)戦で世界を仰天させるセットスコアが誕生した。

トルコがドイツが第1セットを先取されて迎えた第2セットだ。24―24からはてしなくデュースが続き、なんとようやく決着がついた時のスコアは「44―42」! 最後はトルコの3枚ブロックが炸裂して激闘にピリオドを打った。トルコはその後も接戦を繰り広げ、フルセットにまで持ち込んだが、ドイツにセットカウント2対3で敗れている。
さすがのビッグスコアに大会公式X(旧ツイッター)も衝撃を受けたようだ。「これって現実? 44―42」と綴り、口をあんぐりと開けた絵文字を添えて驚きを表現。さらに「トルコがドイツ相手にモノにした第2セットは、VNLの歴史上最高のセットスコアだ」と紹介した。それまでの最多スコアは意外に近く、昨年大会の「アルゼンチン 43―41 アメリカ(2023年7月7日)」だったという。

このスコアを速報した大会公式SNSのコメント欄には、世界中からさまざまな声が寄せられた。「超エキサイティング!」「熱すぎる」「ずっと観てたけど狂気の沙汰だよ!」「得点制限ってないんだね」「笑うしかない」「みんなヘロヘロだったな」「6セット戦ったようなもんだろ?」「最後のブロックが完璧だった」などなど、いずれも興奮さめやらない様子だ。

構成●THE DIGEST編集部

© 日本スポーツ企画出版社