橋本愛、25年大河ドラマ『べらぼう』で“蔦重”横浜流星の妻役 「自由に、豊かに演じられたら」

大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』に出演する橋本愛

横浜流星が主演する2025年の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢~』(NHK総合ほか)の追加キャストとして、橋本愛の出演が発表された。蔦屋重三郎(横浜)の妻・てい役を演じる。

本作は、“江戸のメディア王”として時代の寵児(ちょうじ)になった蔦屋重三郎の生涯を、笑いと涙と謎に満ちた物語として描く。脚本は森下佳子。

橋本が演じるていは、とある市中の本屋の娘。謹厳実直で控え目な女性だが、それが故に損ばかりをしてきた過去をもつ。ある種、世慣れた遊女たちが集まる吉原で育った蔦重(横浜)にとっては非常に慣れないタイプの女性であり、ていにとっても蔦重はその出自も含めて受け入れがたい存在であった。しかし「本を愛する」という一点では共通しており、それが二人の絆となり、いつしかかけがえのない存在となっていく。

橋本の大河ドラマ出演は、『西郷どん』(2018)、『いだてん~東京オリムピック噺~』(2019)、『青天を衝け』(2021)に続き4作目となる。

出演にあたり橋本は「このたび蔦屋重三郎の妻、ていを演じさせていただきます。どんな人物であったのか、夫とどんな関係性であったのかなど、彼女についての情報は全くといっていいほど残されていません。だからこそ、森下さんの描くていの姿を、自由に、豊かに演じられたらと思います」とコメント。

横浜演じる主人公については「蔦屋重三郎という人物が一体どんなふうに描かれているのか、とても楽しみです。彼について調べていくうちに抱いたイメージは、野心や反骨心、生命力に溢れる人だということです。横浜さんがどのように演じられるのか、その姿を妻の立場として、どのような目線で見つめるのか。今はまだ未知ですが、とても楽しみにしています」と期待を寄せた。

さらに「これまでに参加させていただいた大河ドラマの作品はどれも宝物で、その存在、その経験が私を生かしてくれている、と感じることが何度もあります。今回の作品も自分にとって大事なものに、そして見てくださる方々にとって愛すべき存在となるよう、少しでも尽力できたらと思っています」とメッセージを寄せた。

なお、橋本は本日10日放送予定の『あさイチ 世界はブラボー! in インド』(NHK総合/午前8時15分)にゲスト出演予定。

大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢~』は、NHK総合ほかにて2025年1月より放送。

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