井桁弘恵「やると決めたらやる!」40分で5つの世界遺産を見物する過酷スケジュールにチャレンジ

俳優の井桁弘恵が6月7日放送の日本テレビ『沸騰ワード10 2時間SP』に出演。格安航空券で向かったタイで世界遺産を見て回った。

学生時代から激安で海外を回り続け、コスパ旅好きの井桁。番組でも過去にベトナムの世界遺産を巡る最強コスパ旅を満喫し、大きな反響を呼んでいた。そんな井桁が今回は4泊5日で3か国を巡るコスパ旅に行くという。

前回も同行した文元ディレクターと共に、片道1万5000円のLCCに乗り込み、到着したのはタイの首都・バンコク。15時30分に到着して一息つく間もなく、「早速もう、時間無いです」と先を急ごうとする井桁。早速タクシーに乗り込み、この日の目的地である世界遺産を目指す。道中の高速道路ではタクシー運転手が“ぼったくり”をしたと井桁が勘違いして疑いつつ、結局疑惑が晴れて平謝り、という一幕も。ちなみに「コスパは意識したい」と語る井桁の旅の軍資金はホテル代・交通費込みで5万円。無駄遣いや“ぼったくり”の被害などはできる限り避けたいところだ。

お目当ての世界遺産・アユタヤに到着したのは、最終入場時間ギリギリ。アユタヤには渋谷区よりも広い面積の中に世界遺産に登録された建造物が何か所も点在しているのだが、チケットは1か所だけ見られる入場券と、6か所見られる入場券の2種類が売られていた。通常は5時間ぐらいかけてゆったり見て回るこの場所だが、観光できる時間は残りわずか40分。それでも井桁は「行こう!」「やると決めたらやる!」と、6か所見られる入場券を選択。5か所以上見ないと元が取れないこともあり、超駆け足で世界遺産を見まくることになった。

まずはワット・プラ・マハタートで木の幹に埋まった状態で残っている有名な仏頭を5分で見学し、タイの三輪タクシー・トゥクトゥクをチャーターして次なる遺産『ワット・ラチャブラナ』へ。建物の門越しに見る寺院の姿が額縁に飾られたように見えることでも人気になっているこの建物を間近で眺め「うわー、キレイ!」「荘厳!」と感動しつつ、寺院の中に入ることはせず急いで次の遺産へと向かう。あまりの駆け足スケジュールに「1個(遺産を見ることを)諦めるっていう手もありますよ?」というディレクターに「1個諦めたら20バーツ損したことになっちゃうよ?」とあくまでもコスパを追及する返答の井桁。見る場所の選び方も「入場料かかるところ行った方が(元が取れるから)いいじゃん」と、とことんコスパにこだわっていた。

そして4つの建造物を見て回り、残り9分となったところで井桁が一番のお目当てとしていた、“最も美しい”といわれる遺跡へと向かった。だが、急いでトゥクトゥクで向かったものの、わずかに間に合わず、井桁の目の前で中に入る柵が閉じられてしまった。しかし柵越しであれば中の様子は丸見え状態。若干距離はあったものの、お目当てだった『ワット・チャイワッタナラーム』の建物をライトアップされた状態で見ることができたので井桁の表情も満足げ。

タイに着いて以来まだ何も食べておらず、さすがにお腹も空いたところで、検索で出てきた “ロティ”という食べ物を求めてアユタヤの街へ。ロティが何の中もわからないまま店に着いた井桁が店員に尋ねると、店員さんは目の前でロティを作ってくれた。クレープ状の生地で“サイマイ”という固い綿菓子のような食感のものを巻いて食べるお菓子で、一口食べた井桁は初めての味にちょっと戸惑うような表情。味か違う2種類を1つずつ食べさせてもらい、お金を払おうとすると、店員さんからはまさかの「フリー!」という返事。思いがけず試食をさせてもらっていたようで「ありがとうございます!」と井桁は喜んでいたが、スタジオでVTRを見ていたカズレーザーは「だとしたらもう少しおいしそうな顔しなきゃダメでしょ!」と思い切り突っ込まれていた。

バンコクに戻る車中で格安のホテルを当日予約で抑え、ホテル近くのタイ料理店で夕食を済ませ、慌ただしい1日目が終了した。

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写真提供:(C)日テレ

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