バイトダンス、マレーシアに約21億ドル投資 AIハブ構築へ

[クアラルンプール 7日 ロイター] - 短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の親会社である中国の字節跳動(バイトダンス)は、マレーシアに人工知能(AI)のハブを構築するため約100億リンギ(21億3000万ドル)を投資する計画だと、ザフルル・アジズ投資貿易産業相が7日明らかにした。

またバイトダンスは、ジョホール州のデータセンター設備拡張に15億リンギを追加投資するという。

ザフルル・アジズ氏はこの追加投資について「マレーシアが2025年までに国内総生産(GDP)に占めるデジタル経済の割合を22.6%に引き上げるという目標の達成に間違いなく貢献するだろう」とXに投稿した。

東南アジアでは、グーグルやマイクロソフトなど多数の世界的ハイテク企業による進出が続いている。

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