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衝動買いが多いのはファッションやダイエット関連グッズ
買取専門店ウリエルを運営している株式会社クオーレ(本社:愛知県大府市)が実施した「コロナ禍における『普段ならしない衝動買いや無駄遣い』をしてしまった経験についてアンケート調査」(調査期間:2021年5月、回答人数:126人)によると、99%の人が衝動買いや無駄遣いの経験があり、主に以下のような商品を購入していたことが分かりました。
__・ブランド品を含むファッション関連グッズ
・ダイエット関連グッズ(筋トレグッズやサプリメントなど)
・リモートワークに関連した商品(デスクやパソコン関連)
・飲食料品
・調理家電
・娯楽グッズ__
コロナ禍では、リモートワークで必要になった仕事道具のほか、旅行や外食などの娯楽が長く制限されていたことからファッション、ダイエット関連グッズ、飲食料品などを購入することでストレスを発散している人が多かったようです。
衝動買いした商品を使用しないと回答した人は60%
次に、同アンケート調査で、衝動買いをした商品を使用するかについて聞いたところ、「今後使用しない(13%)」「たぶん使用しない(47%)」と回答した人は全体の60%を占めており、衝動買いをして後悔をしたり、使い道に困ったりする人が多いことが分かりました。
また、「今後使用しない」「たぶん使用しない」と回答した人を対象に、衝動買いした商品をその後どうしたかについても質問したところ、図表1のような回答が得られました。
図表1
引用:株式会社クオーレ 買取専門店ウリエル コロナ禍における「普段ならしない衝動買いや無駄遣い」をしてしまった経験についてアンケート調査
衝動買いをした商品の使い道は、「押し入れが物置に眠っている(31%)」が一番多く、次に「勿体ないのでたまに使用する(25%)」「その他(25%)」が続きます。
また、「人にあげた(7%)」「捨てた(2%)」「売った(10%)」など、衝動買いした商品を手放している人は20%にも満たず、不用品であっても「勿体ない」という気持ちから、なかなか衝動買いした商品を処分できない人が多いことも分かりました。
衝動買いを抑える方法
衝動買いを抑えるためには、主に3つの方法があげられます。
__・本当に必要かどうかを考える
・その場ですぐに購入せず時間を置いて考え直す
・クレジットカードを使い過ぎない__
まず、衝動買いを防ぐためには、本当に必要な物かどうかを見極めることが重要です。自宅で代替えできる物がないかをよく考え、本当に必要な物だけを購入するようにしましょう。
次に、「緊急性」や「必要性」を考えたときに、どちらにも当てはまらない場合は、その場ですぐに購入せず、一度時間を置いて考え直す時間を作りましょう。時間を一度空けることで、「やっぱり必要ないかも」と冷静に判断することができるので、衝動買いしにくくなるはずです。
また、ショッピングではクレジットカードをあまり使わないようにするのもポイントです。クレジットカードは手持ちの現金がなくても買い物ができてしまうため、つい気が緩み使い過ぎてしまう傾向があります。
そのため、クレジットカードでの支払いは本当に必要な物だけにして、緊急性・必要性のない物はできるだけ現金で購入するようにすると、不要品の衝動買いを予防できるでしょう。
衝動買いは緊急性や必要性を考えて購入すると予防できる
衝動買いは、ストレスを発散することができるので、一時的には大きな満足を得られますが、購入後は押し入れや物置の中で眠ったままの状態になりやすく、衝動買いした商品を実際に利用している人はあまり多くありません。
このような衝動買いによる無駄遣いを防ぐためには、「緊急性」や「必要性」を考えて購入することが重要です。気になる商品があってもすぐに購入せず、一晩考えてから購入するようにすると冷静な判断ができるでしょう。
また、クレジットカードは気の緩みのから衝動買いにつながりやすいため、ショッピングでの使い過ぎには注意が必要です。
出典
株式会社クオーレ 買取専門店ウリエル コロナ禍における「普段ならしない衝動買いや無駄遣い」をしてしまった経験についてアンケート調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー