元日本代表MFから「絶品」パス→完璧トラップ…広島のゴラッソに反響「エグい」「惚れ惚れ」

広島の加藤陸次樹【写真:徳原隆元】

塩谷のパスに反応した加藤が絶妙トラップから相手をかわす一撃を見舞う

サンフレッチェ広島は6月9日、ルヴァンカップのプレーオフラウンド第2戦でFC東京と対戦。ホームで3-1の勝利を挙げ、2戦合計5-2で準々決勝へと駒を進めた。なかでも広島の華麗な3点目には、多くのファンの注目が集まっている。

広島は5日のアウェー戦を2-1で勝利。1点リードの状況でホームでの第2戦を迎えた。前半はゴールをこじ開けられなかったものの、後半8分にFW加藤陸次樹の得点で先制。2分後にはFW大橋祐紀が追加点を挙げ、FC東京を突き放す。

後半23分、加藤が決めたこの日2点目は味方の美しいパスとトラップから生まれている。センターサークル付近でクリアボールを拾った元日本代表MF塩谷司。胸トラップからボレーで前線の加藤へ一気に通す浮き球のパスを送る。うしろから迫るボールを右足トラップで勢いを吸収。エリア内へ侵入すると、寄せてきたDF森重真人をワンフェイクでかわしゴールネットにシュートを突き刺した。

2人の技術が詰まった一連の流れの得点に対し、ファンも「パスもエグいし、トラップもエグい」「絶品」「トラップエグすぎ」「塩谷のパスがやばい」「パスに惚れ惚れ」と両者への賛辞が続々と贈られていた。

終盤に失点を許したものの、鮮烈なゴールを含め広島が圧倒したゲームとなっていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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