板野友美、水着姿で11年ぶり「ヤンマガ」表紙も複雑胸中 野球選手妻・経営者・2児の母「かなり欲張って生きている」

「私の生き方を通して、少しでも参考になったらいいなと」と発信への思いつづる

タレントの板野友美(32)が10日、漫画誌「週刊ヤングマガジン」(講談社)の表紙を11年ぶりに飾ったことを自身のインスタグラムで報告。オファーを受けるまでの複雑な胸中を明かした。

板野は「今回ヤンマガさんの表紙を11年ぶりに飾らせていただくことになりました。今回のお話があがった時に、現役のアイドルでも限られた方しか飾れないヤンマガの表紙を今、私が飾っていいのか? 読者の方に喜んでもらえるのか? と正直悩みました」と葛藤を吐露した。

続けて、「でも、そんなことを悩んでいる時に、ハッと気付かされました。『もう〇歳だから』『ママなのに・・』『野球選手の妻だから…』この◯◯だから…という考え。環境や年齢に縛られず自分の心に従って挑戦する! ということを思い発信していたはずなのに、いつの間にか『世間一般のバイアス』にとらわれてしまっているということに。もちろんそう悩めるのも、今の私には娘・夫・会社など守るべき大切なものができたからこそでもあり決して悪いことではないと思います。だけど、せっかくのチャンスを諦めて良いのか? と自分と向き合い悩みました」とつづった。さらに現状について記した。

「私は今、芸能のお仕事をしながら会社を2社経営し、2歳の娘の母でもあり、野球選手の妻でもあります。母、妻、芸能、経営者ということを考えるとかなり欲張って生きているなと思います。『一つを全うしたら?』と言われたらその通りかもしれません。でも、私の場合は、この全部の“役割”をこなすことが私自身の幸せはもちろん、結果として家族の幸せにもつながると信じています。そして今、嘘偽りなく、本当に毎日充実していて全てにやり甲斐を感じて生きています」

「時代は少しずつ、確実に変わってきて、何年か前なら認められなかったことや、難しかったこと。諦めてできなかったことも、これからの時代はそれを叶えていけるチャンスがある。もっと自分のやりたい事を欲張って生きていいんじゃないかなって。そして年齢やタイミングに縛られず、いつでもどんな事にも挑戦できる。今、私と同じように頑張っている女性や、これからの若い世代のみんなに、私の生き方を通して、少しでも参考になったらいいなと考え方や思いを伝えていきたいと思います」

そして、「女性としての生き方は、“いろいろな選択肢があって少しくらい欲張って生きてもいいんだよ”“自分の心に正直に生きて良いんだよ”“何事も不可能なんてないんだよ”って。微力ながらでも伝えていくことが、私を昔から応援してくださっているみんなへの恩返し、そして使命だと思っています。なんだか長くなってしまいましたが、そんな決意と想いを込めて挑んだ、11年ぶりのヤンマガ表紙。私のブランドの水着を着用しての表紙です。これも凄く凄く感慨深く嬉しいです」と喜びをあらわにしている。ENCOUNT編集部

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