東南アジア周辺海域で海賊による船舶への攻撃が多発していることから、海上保安庁は安全確保のため巡視船1隻を現地に派遣しました。
派遣されたのは函館海上保安部所属の巡視船「つがる」です。東南アジア周辺海域では武装集団による船舶への乗り込みなど海賊による攻撃が多発していて、2023年は1年間で67件起きています。東南アジアは中東やヨーロッパとを結ぶ重要な航路であることから海上保安庁は巡視船の派遣を決めました。
巡視船「つがる」森直樹船長
「日本関係船舶が数多く通行するシーレーンの海上交通の安全を確保するとともに。法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持と強化に努めてまいります」
巡視船つがるは6月下旬から7月上旬にかけて海賊行為の警戒にあたるほか、民間の船舶が海賊の被害にあった想定で訓練をする予定です。
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