笑福亭鶴瓶、『怪盗グルー』7年ぶり新作で声忘れる アフレコに苦労「1からですよ」

キャスト報告会に出席した笑福亭鶴瓶【写真:ENCOUNT編集部】

「監督が厳しかった」とも明かす

落語家の笑福亭鶴瓶が10日、都内で行われたアニメーション映画『怪盗グルー』の最新作『怪盗グルーのミニオン超変身』(7月19日公開)の日本語吹替版キャスト報告会に出席した。

『怪盗グルー』シリーズとしては7年ぶりとなる本作。シリーズ1作目の『怪盗グルーの月泥棒』から怪盗グルーを演じている鶴瓶だが「7年もたっていたらもうね、ちょっと忘れてしまって。もう1からですよね。長いことかかった」と苦笑い。アフレコは「監督が厳しかった。『もう一度やってください』言うて。今回は苦労しましたね、慣れていない」と苦戦したと明かした。

また「グルーの顔に感情乗せて泣いてくれと言われたけど、あんな顔に感情は乗せられへん。途中で『無理や』言いました。言ったらいかんこと言いましたけど」。「グルーは好きだけど、あの小さい(アフレコブース)ところに閉じ込められるのは嫌」などと、ぼやきが止まらず。共演者をタジタジにさせた。

まもなく「父の日」とあって、グルーの子ども・アグネスを演じた児玉すみれから、“ミニオンカラー”の花束を受け取る一幕も。「ありがとう、うれしいですよ」と喜びながら「ちゃんとお父さんにもあげなさいよ? もしアレだったらこの花束持って帰っていいから」とコメントして笑わせた。

孫も『怪盗グルー』シリーズが好きで作品を鑑賞しているという鶴瓶。「日本語吹替を見ていたから、後ろからグルーの声を出した。そしたら孫2人とも振り向いて『シッ!』って。豪華なことやってんのに、ただうるさかったみたいで……。向こうが分かるまでもう言わない」と孫にグルーの声を認識されず、しょんぼりだった。

イベントには片岡愛之助、山田杏奈、三木眞一郎、小林ゆうも参加した。ENCOUNT編集部

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