「サッカー・エイド」が今年も開催
イギリスで毎年行われるチャリティーマッチ「サッカー・エイド」が、現地時間6月9日に英ロンドンの「スタンフォード・ブリッジ」で開催された。豪華メンバーが集結し観衆を魅了したなか、かつてこのスタジアムで活躍した元ベルギー代表MFの美しいフリーキック（FK）に脚光が当たっている。
ユニセフ（国連児童基金）への寄付を目的に行われる名物チャリティーマッチの「サッカー・エイド」。2006年のスタート当初は2年ごとだったものの近年では毎年開催され、今回で13回目を数える。
試合はイングランドとサッカー・エイド・ワールドイレブンによって行われ、前者にはジョー・コール氏やガリー・ケーヒル氏、後者にはエデン・アザール氏やアレッサンドロ・デル・ピエロ氏、またサッカー界以外からウサイン・ボルト氏といった豪華な面々が集まった。試合は、イングランドが6-3でサッカー・エイド・ワールドイレブンを下している。
観衆が思い思いに往年の名スターたちのプレーに歓声を送ったなか、この試合では昨年に現役を引退したアザール氏が魅せた。
それは、前半14分に1点リードされた展開で獲得したフリーキックの場面。約17メートル、正面やや左の位置からアザール氏が短い助走から右足を振ると、ボールは壁を奇麗に越えゴール左下隅に吸い込まれた。会心の一撃にアザール氏はガッツポーズ。投げキスで声援に応えた。
このビューティフルFKが「サッカー・エイド」の公式インスタグラムで公開されると、早速ファンが反応。コメント欄には「引退しなければ…」「なんてパフォーマンス」「まだやれる」「うわ…凄い」「現役復帰させろ」「今も一流」といった声が寄せられている。多くのファンが改めてアザール氏の引退を惜しんだようだ。（FOOTBALL ZONE編集部）
