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レジリエントライフプロジェクト「令和サバイバー養成キャンプ」(新たな防災への取り組み)が5月18日、多摩川河川敷「せいせきカワマチ」で行われた。同プロジェクトは自然災害でのリスク、社会に起因するリスク(感染症など)、個人にふりかかるリスクまで、あらゆる困難を乗り越えるライフスタイルを定着させるために官民が連携して行うもの。
多摩市は、4月に防災や減災に対する解決策などを提供する事業をしているI―レジリエンス株式会社(中央区)と協定を結び、リスクに強い地域づくりに取り組むことになった。同プロジェクトにはI―レジリエンス社を中心に、保険会社、製紙業、新聞社、広告代理店などがパートナーとなり、国立研究開発法人防災科学技術研究所も参加している。
養成キャンプには地域住民、自治会、多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校災害対策ゼミの生徒ら約40人が参加。8グループに分かれて、自己紹介などの仲間づくりから、段ボールを使ったテントや椅子、ちゃぶ台づくりに挑戦した。
参加した高校生は「初めて防災訓練に参加したけど、チームワークで乗り切る」と意気込み、家族で参加していた女性は「段ボールでの作り方がよくわからない。これが令和版でしょうか」と汗をかきながらも椅子づくりなどにチャレンジしていた。